住宅

家を借りる人必見!10万円以上入居費用を安くする方法をこっそり解説

こんな人におすすめの記事です
  • 安く賃貸に住みたい
  • 入居費用をなるべく安くしたい

賃貸の初期費用が高くて困っている。初めて一人暮らしをする新社会人によくある悩みですが、ポイントをおさえると賃貸の初期費用が10万円以上安くなります。

今回は以下の3つのポイントを解説します。

・入居時にかかる費用

・入居費用を安く抑える方法

・安くできない費用

管理人が10回引っ越しする中で身に着けた情報です。入居費用を抑えたい方はぜひ読んでみてください。

早く教えて!>

この記事の結論
  • 初期費用を安くする方法は合い見積もりを取って交渉すること
  • 料金のしくみを理解してムダな手数料をとられないようにする
  • 共益費と保険会社加入料は安くできない

入居時にかかる費用 一覧

 入居時にかかる費用はおおよそこの10項目です。

 次の項目で1つずつ解説していきます。

入居費用の抑え方

 まず、費用を抑えるために大切なことはこの2つです。

  • 合い見積もりを取り、相場を知る
  • 不動産屋と交渉をする

 相場を知らなければ、費用を安く抑えることもできません。相場、交渉するポイントを押さえて、費用を下げていきましょう。

 交渉するべき項目は以下の項目です。

  • 家賃
  • 仲介手数料
  • 敷金、礼金
  • 火災保険
  • ハウスクリーニング費用(害虫駆除、室内消毒など)

家賃

 家賃は必ず交渉をしてください。

 家賃は、時期やほかの部屋の入居者数によって大きく変動します。また、値下がりすることを前提にして家賃を上げている物件も少なくありません。

借りる側なのに交渉なんてしていいのかな?

 交渉して大丈夫です!家の貸し借りはボランティアではなく、商売です。商売である以上利益を大きく出そうとします。メルカリの出品で、値下げ交渉されなかったらラッキーと考えるのと原理は同じです。

 家賃の場合、メルカリよりも値下げ交渉したときの下がり幅がおおきいです。思い切って聞いてみましょう。

 そもそも、値下げしたところで大家さん側からすると、痛くも痒くもないんです。入居してくれた時点で、値下げ分の金額を取り戻すことなんでいくらでもできるんですから。大家が一番怖いことは入居者が誰一人としていないことです。家賃として入ってくるはずの収入がなくなってしまうからですね。

 下がり幅としては、家賃が7万円以上の物件であれば5000円以上下がることも少なくありません。また、都会のワンルームは競合が多いため、値段も下がりやすいです。しかしながら人気物件は値下げしなくても、他に借りる人がいるため、家賃が下がりにくいため注意しましょう。

家賃交渉の仕方

 「家賃って下がりますか?」という聞き方はダメです。「あー、下がらないです。」と言われておしまいでしょう。

 交渉するときの基本は、下手に出ないことです。

 交渉はお互いが対等な立場だからこそ、話し合い(静かなバトル)がうまくいきますが、下手に出た瞬間に勝負ありです。相手に切られて終わりでしょう。

 正しい聞き方は、「家賃を下げてください。」です。強気に言い切って大丈夫ですよ。切られないので。

 しっかり交渉をしたら大体のところは家賃を下げてくれるでしょう。それでも下がらないときは本当にこれ以上家賃を下げられない物件なんだと思ってしまって大丈夫です。

対等な立場に立つことは大切ですが、高圧的な態度を取ったり、クレームに近い言いがかりをするのはやめましょう。お互いの気配りによって成り立っている商売ですので、最悪家を借りられなくなります。

仲介手数料

 仲介手数料は必ず交渉をしてください。限りなく0円にすることができます。

 入居の際に、家賃の1か月分を仲介手数料として徴収されることが多いのですが、払ってはいけません。普通にアウトです。

 仲介手数料として払う金額は多くても、「家賃0.5か月+消費税」分です。これより多かったら、絶対に不動産に言ってください。交渉とかではなく、不動産側が法律を破っているので。

 よく「仲介手数料 賃貸 相場」などと調べると「家賃1か月分+消費税」と出てきます。これは宅地建物取引業法という法律で定められた仲介手数料の上限です。

 (借り手家賃0.5か月+消費税)+(家主家賃0.5か月+消費税)=家賃1か月+消費税 が仲介手数料の上限なので、皆さんは仲介手数料は0.5か月+消費税以上は払わない!と覚えておいてください。

 交渉は疲れるからあまりしたくない、不動産と値引き交渉したくないという人は、仲介手数料が無料のサイトを使って家探しをしましょう。

 サイトで探せば、

  • 値段交渉をしたくない
  • 値引きして相手に変な風に思われたくない

という悩みはなくなります。

 仲介手数料や敷金礼金がかからないサイトとしては以下の2つがおすすめです。どちらも家賃2万円~3万円台で敷金礼金、仲介手数料が0円なので問い合わせだけでもどうぞ!

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  • 築浅の物件で、全室鍵付き個室
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の部屋を東京都内で借りられるため、一人暮らしでとにかく安く抑えたいという方やモノを極力持ちたくないミニマリストの方にもにお勧めです。

 キャンペーンで初期費用無料物件もあるので部屋を探しておいて損はないですよ!

東京で家賃3万円から住めるシェアハウス-シェアドアパートメント-

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敷金、礼金

 敷金礼金も交渉していきましょう。敷金は退去時に払う補償金、礼金は家主でへの謝礼金のことです。

 退去の際、部屋になんの損傷もなければ敷金が帰ってくることもあるのですが、退去の際に修理をしなくていいところを修理し、敷金を入居者に返さない不動産もあります。トラブルの原因にもなるので初めから敷金の少ない物件を選びましょう。

 礼金は、なるべく0にしましょう。大家さんからすれば、入居してくれた時点でありがたなんです。何を謝礼するのかわかりませんが、昔の名残で残っていることが多いので、交渉してみましょう。

火災保険

 不動産会社で加入させられる火災保険は割高なため、自分で火災保険を選んで加入しましょう。

 不動産会社で入る火災保険は、1年で1万円ほどかかります。一方で自分で火災保険に入った場合、1年で4000円ほどで済みます。

火災保険入ることは義務ですが、どこの火災保険に入るかは自由です。

 交渉が難しい人は入居後に契約時の火災保険を解約し、安い保険に入りなおすのもいいと思います。解約した保険は保険料が日割りで返金されます。違約金もかからないので安心してください。

 解約する際は、言った、言ってないという水掛け論にならないように、メールでやり取りを残すようにしましょう。

さば缶

私も入居後に火災保険を変更しました

実際の私の不動産会社とのやり取りです。

火災保険を変更する際、参考にしてみてください。私の文章まるパクリすれば、解約できると思います。

 火災保険もたくさんあって何に入ればいいかわからないと思います。私はスマイル共済の火災保険(1年で4000円)に加入しましたが、人によって条件も異なるため自分に合った保険に入るようにしましょう。

 自分で調べたり、加入したりをめんどくさがって超絶割高な火災保険に入れられるくらいなら、浮いた費用でおいしいもの食べましょ!

ハウスクリーニング費用(害虫駆除、室内消毒など)

 害虫駆除、室内消毒は費用だけ取り、何もやっていない業者もざらにいます。任意なものなので、害虫駆除と室内消毒は不要と強く伝えましょう。

 ハウスクリーニング代は下がるか微妙なところです。前の入居者が退去したときなどにハウスクリーニングは必要になるため、下がるかは半々ですが、不要ですと伝えてみましょう。

ただし、入居時と退去時に2重に請求されないように注意しましょう。

共益費と保険会社加入料は下げられない

 共益費は管理会社に委託している場合が多く、下がりずらいです。

 また、保険会社加入料も下げることができません。保険会社加入料とは、借り手ではなく、家主のための保険です。

 内容は借り手が家賃を払えなかったときに代わりに大家に家賃を払うというもので相場は賃料の50%ほど。仲介業者の上乗せには注意しましょう。

 複数で見積もりを取ることが大切です。

まとめ:相場と料金の仕組みを知ろう

 今回は入居費用の抑え方と、抑えられる費用について詳しく解説してきました。

 情報を知っているか知らないかで入居費用は大きく変わってきます。入居の際に、これは本当に必要なものか?と疑問に感じたら必須か任意かを確認してみましょう。家主が必須というものは外しにくいです。

 そのほかにも追加交渉をしてフリーレントを付ける。広告料をバックしてもらう。引っ越し業者を安く抑えるなどいろいろな方法があります。

 以下の記事では「引っ越し費用を抑える4つの方法」について解説しているので、こちらの記事もぜひ併せて読んでみてください。

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sabakun
公立保育士として従事していましたが、労災により勤務が難しくなり退職。現在デザイン会社Diligentを立ち上げ、WEBデザインなど様々な業務を行っています。 公務員時代の引っ越し、転勤の経験をもとに引っ越しに関する役立つ情報を発信していきます。