- 弓道に興味を持ったけど、どうやって始めたらいいかわからない
- 今から始めるのは遅いかも……と尻込みしている
新しい趣味として弓道を始めたい人によくある悩みですが、この記事を読めば誰でも簡単に弓道を始めることができます。
今回は、以下の3つの観点から解説していきます。
・弓道をはじめるのに必要な金額
・地域の弓道会に入る方法
・近くの弓道場のさがし方
実際に社会人になっても弓道をしているわたしが、弓道の始め方を1から紹介していくので、弓道の始め方がわからない人はぜひ読んでみてください。
早く教えて!
- 必要な道具はぜんぶ無料で借りられる
- 弓道会に入るなら近くの弓具屋さんに行けばOK
弓道をはじめるのに必要な金額
弓道は300円あれば始められます。300円とは1回の弓道場の利用料なのですが、実は弓道場の利用料を払えば、必要な道具はすべて無料で借りられるんです。
道具を買ってから、「自分に合わなかったな」「あんまりたのしくないな」と後悔するのはイヤですよね…!
弓矢を買うのは、弓道に慣れてきて「もっとうまくなりたいな。」と感じてからで大丈夫です。
最初は弓道場の雰囲気など、いつもの生活では味わえない空間を楽しんでみてください。
しかし、300円というのは弓道がどんなものか見てみたい・体験してみたい人向けの必要最低限の値段です。
弓道を続けていきたい、教えてもらいたいという人は地域の弓道会に入る必要があります。(年会費は3000円ほど。詳しくは下の「地域の弓道会に入るまで 手順」で解説)
道具を借りる方法
道具を借りるときは、弓道場の受付か管理人さんに「借りたい」と言えば大丈夫です。
借りられる道具は弓道場によりけりなため、問い合わせてみてください。
・弓
・矢
・弽(かけ) 弓をひくための革の手袋
・胸当て 弓の弦が胸に当たったときに痛めないようにするもの
弓や矢は、モノによって長さや重さがまったく違うので、どれを選んだらいいかわからないよ!!という人は、弓道場にいる人に気軽に聞いてみましょう。
弓道をしている側は、初心者さんをみかけると、弓道沼にはめようと優しく丁寧に教える習性があるので、わからないことはどんどん聞いてもらって大丈夫です!(ケガして興味がなくなっちゃうのももったいないですしね!)
弓矢は扱い方によっては人を傷つけてしまうこともあるので、まったく触ったことないよ!という人ほど人に聞くことをおすすめします。
扱い方といっても、人に矢を向けないなど基本的なものですので、そんなに怖がらず気軽に体験してみてください。
地域の弓道会に入るまで 手順
弓道会に入る方法は大きく分けて2つです。
- 弓道連盟のホームページにいき、入りたい地方の弓道連盟事務局に連絡をして入会手続きをする
- ちかくの弓具屋さんに行き、直接地域の弓道連盟にコンタクトを取ってもらう
①入りたい地方の弓道連盟事務局に連絡をして入会手続きをする
わたしはこの方法をおすすめしていません!
理由は、入会までにやることが多く、時間がかかるからです。
自分で加盟団体の事務局に連絡しないといけないので、けっこうめんどくさいんです……
ーやり方ー
・全日本弓道連盟のホームページから「加盟団体からお住まいの都道府県弓道連盟へお問合せをする」をクリックする
・住んでる地区をえらび、出てきた事務局に連絡する(下のボタン方から近くの弓道連盟を検索できます)
・近くの弓道場へ直接連絡を取り、弓道教室の開催等について、尋ねる。
②近くの弓具屋さんに行き、直接地域の弓道連盟にコンタクトを取ってもらう
わたしはこちらの方法をおすすめします。
メリットは2つです。
- 「入りたい地方の弓道連盟事務局に連絡をして入会手続きをする」方法より簡単
- 弓具屋さんとのつながりを持てる
長く弓道を続けていくためには、弓具屋さんとの関わりは避けては通れません。
自分に合った道具をえらんでくれたり、道具ごとの細かな違いを解説してくれたりします。
老舗の弓具屋さんだと、店主さんがその県の弓道連盟の役員をしている、連盟の役員に知り合いがいることも少なくないです。
そのため、弓具屋の店主さんに「弓道を始めたい」「弓道連盟に入りたい」と伝えると、その地域の連盟への加入の仕方や年会費を教えてくれます。
優しい店主さんだと弓道会の見学につれて行ってくれた。加入手続きを手伝ってくれた。なんてこともあります。
実際にわたしが相談に行った時は、入会の仕方から丁寧に教えてもらい、日程を合わせて弓道会に連れて行ってくれました!
最後に:申請書を提出しよう
弓道会に入るためには申請書を提出しないといけません。
必要事項を記入して会長さんに提出すれば登録は完了です。
近くの弓道場を探してみよう
肝心の弓道場はどこにあるの??
弓道の始め方と弓道会への入会の仕方はわかったけど、弓道場がどこにあるかわからないという人もいると思います。
探すには全国弓道連盟のホームページにある全国弓道場マップを使います。自分の県や地域の住所を入れ、近くの弓道場を探してみましょう!
よくある質問 Q&A
道着、袴などを持っていませんが?
ジャージや靴下など、動きやすい服装でOKです!ただしボタンがある服、ひも付きパーカーはダメ!弦にひっかかります。
腕の力が弱く、体力に自信がないのですが、続けられますか?
初心者の方は柔らかい弓から始めていくので大丈夫ですよ!
一緒に始める友だちがいないのですが、1人で入門しても大丈夫でしょうか?
全く心配しなくて大丈夫です!わたしも1人知らない土地で始めました。
結論:初期費用はほぼかからない!
今回は
- 弓道を始めるために必要な金額
- 地域の弓道会に入る方法
- 近くの弓道場の探し方
について詳しく解説しました。
弓道は初期費用があまりかかりません。道具を揃えるのは、上達してきてからで大丈夫です。
弓道に触れてみることは300円からできますが、本格的に始めるときは、自分のレベルに合った弓具を用意することが大切になってきます。
以下の記事では弓道を始めるときに必要な道具について詳しく解説しているので、どんな道具を揃えたらいいのかわからない人や道具の名前や役割を知りたい人はぜひ見てみてください。
練習方法や上達方法を知りたい方には以下の記事もおすすめです。
最悪合わなければやめればいいんですし、気楽に始めてみてはいかがでしょうか?